2023年3月2日
春二番目の節気「雨水」の
末候「霞始靆 (かすみはじめてたなびく)」になりました。
24個の節気の中の5番目「雨水」
72個の候の中の15番目「草木萌動 (そうもくきざしうごく)」
※こちらの何番目という順序は古来の正月「冬至」を起点に考えております。
ご了承くださいませ。
「草木萌動 (そうもくきざしうごく)」
「草木萌動 」字を見ただけで何だか理解できますね。
春の陽気に誘われて、
草木が芽生え始める頃です。
地面を観察すると、
あちこち小さな草木が顔を出しているのが見られます。
これらを「草萌え」と言うそうです。
木の芽月
低かった太陽が
日中高くなっていることが体感でも分かるようになって来ました。
これまでこれまで陽の当たっていなかった場所も
陽気に包まれ、
草花の成長が一気に早まり出します。
陰暦の2月を「木の芽月」と言うそうです。
木の芽が盛んになり、
まるで「木の芽のための月」のように思えたからでしょう。
この頃の雨を「木の芽雨」と言って、
まさに「雨水」らしい恵みの雨の時期なのですね。
また、この時期の風を「木の芽風」と言うそうです。
まだ冷たい風が吹くこともありますが、
総じて恵みの風なのでしょうね、、、
私は年末年始のインド、タイへの旅で色々仕入れてきた天然石を販売したり、
それらを材料に作品を作り日々、
お客さんの反応に一喜一憂しています。
私がこれは!と思ったお品が反応なかったり、
逆に思いの外反応があったり、、、
でも、全体的に活気が出ているように思います。
そうそう、
天然石のTシャツの販売も始めたのです。
それらに色んなメッセージを時々いただいてます。
私を草木とするならば、
そのご意見の数々は、
正に「木の芽雨」「木の芽風」。
私の成長の為の恵みだと捉えています。
大変ありがたいことです。
次回は2023年3月6日 5時36分、
春三番目の節気「啓蟄」に入ります。
初候「蟄虫啓戸 (すごもりのむしとをひらく)」です。