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エルトンジョン

Crocodile Rock 日本語訳と解説 不滅のロックンローラー エルヴィスプレスリーを偲ぶ

目次

  • Crocodile Rockって、どんな歌?
  • Crocodile Rockオリジナル歌詞
  • クロコダイルロック 日本語意訳
  • クロコダイルロック 解説

クロコダイルロックってどんな歌?

クリちゃん

1973年発表のエルトンジョンのアルバム「ピアニストを撃つな!」に収録された楽曲。
自分に影響を与えてくれた憧れの人と時代を偲ぶ歌だよ!

ローズちゃん

ノスタルジーね!

クリちゃん

昔を懐かしんで、感謝できるというのは、
ある意味すごい事だよね!

ローズちゃん

なるほど、、、、

クリちゃん

自分が過去に好きだったものを
忘れてしまうことがあると思うんだ。

ローズちゃん

やり続けるというのも大変だものね。

クリちゃん

例えば、天然石に勇気付けられたから、
それを通じて誰かを勇気付けられたらっていう
動機だって同じだと思うよ。

ローズちゃん

そうね!
自分でいいと思ってないとね!
一時的なマイブームだと、長続きしないわね!

クリちゃん

うん!
成功したら、真似をしていた人物や
言葉は悪いけどパクった事なんかは隠したりしがちだけど、
エルトンは感謝を込めて歌にしてるね!

ローズちゃん

ある意味謙虚なのね!

Crocodile Rock オリジナル歌詞

I remember when rock was young
Me and Suzie had so much fun
holding hands and skimming stones
Had an old gold Chevy and a place of my own
But the biggest kick I ever got
was doing a thing called the Crocodile Rock
While the other kids were Rocking Round the Clock
we were hopping and bopping to the Crocodile Rock

Well Crocodile Rocking is something shocking
when your feet just can’t keep still
I never knew me a better time and I guess I never will
Oh Lawdy mama those Friday nights
when Suzie wore her dresses tight
and the Crocodile Rocking was out of sight 

But the years went by and the rock just died
Suzie went and left us for some foreign guy
Long nights crying by the record machine
dreaming of my Chevy and my old blue jeans
But they’ll never kill the thrills we’ve got
burning up to the Crocodile Rock
Learning fast as the weeks went past
we really thought the Crocodile Rock would last

Me and Suzie had so much fun
holding hands and skimming stones
Had an old gold Chevy and a place of my own
But the biggest kick I ever got
was doing a thing called the Crocodile Rock
While the other kids were Rocking Round the Clock
we were hopping and bopping to the Crocodile Rock

クロコダイルロック (日本語意訳)

ロックがまだ斬新だった頃を思い出す
俺とスージーはとっても楽しかった
手を取り合って水面を弾けるような俺たちは
古びたゴールドシボレーと確たる自分の居場所があった

そこに今までにない衝撃的な事があった
そいつぁハマったやつらがクロコダイルロックと呼ぶ代物
しびれた奴らは目覚まし時計のように跳ねまわり
俺たち二人もクロコダイルロックで飛び跳ねまくった

そりゃぁもう、クロコダイルロックの乗りの良さと言ったらスゲェよ
ジッとなんかしていられない
あんな感覚は初めてだったし、
これからも味わう事はないだろう
Oh! なんてことだ!
ある金曜日の晩
スージーはピチッとしたドレスを着こんで
クロコダイルロックには目もくれなくなった

ラ~~、ラ・ラ・ラ・ラ~
ラ・ラ・ラ・ラ~
ラ・ラ・ラ・ラ~

それから時が経ち、
ロックは今や死んでしまった
スージーはオレの元を離れ
外人どもと去っていった
レコードプレーヤーと泣きながら過ごす長い夜
シボレーとブルージーンズの日々は夢のよう
だけど、クロコダイルロックの燃えるようなワクワク感は
決して消えはしない
あの日々は瞬く間に過ぎ去ったが、
クロコダイルロックは永遠に輝き続けると本気で思ってた

ラ~~、ラ・ラ・ラ・ラ~
ラ・ラ・ラ・ラ~
ラ・ラ・ラ・ラ~

ロックがまだ斬新だった頃を思い出す
俺とスージーはとっても楽しかった
手を取り合って水面を弾けるような俺たちは
古びたゴールドシボレーと確たる自分の居場所があった

そこに今までにない衝撃的な事があった
そいつぁハマったやつらがクロコダイルロックと呼ぶ代物
しびれた奴らは目覚まし時計のように跳ねまわり
俺たち二人もクロコダイルロックで飛び跳ねまくった

Crocodile Rock 解説

この題名から想像するとロックの夜明け
「Rock Around the Clock」に対する哀愁が感じられる。
そして、それを流れを昇華させたエルヴィス。

歌詞を改めて見ると
あんなにノリノリで楽しそうに歌ってるのに
とても切なく寂しい

エルトンはバーニーからもらった詩を見て
作曲に入ると15分~30分程度で曲を付けたという。
それ以上かかったら、
イメージ不足という事で破棄したらしい。

しかし、エルトンは作曲に入る前に
何度も何度も読み返し、
熟読するという

すると、そのシーンが手に取る様に現れ、
挿入歌として流れている曲が自然と湧き上がるというのだ。
詩先と言われる手法だ

この歌詞の内容を見ると、
クロコダイルロックはその盛り上がった時代と
過ぎ去った日々を歌っている訳で、
悲しい雰囲気に包まれている

しかし曲としては若い時に感じた衝撃的な曲でないといけない
エルトンが作り出した世界観は
エルトン史上初となるようなポップな曲調でありながら、
ラ~~、ラ・ラ・ラ・ラ~で切なさを表現するという
様々な思いが凝縮された作品だった

また、凄いのはこの曲がしっかり大ヒットした事
代表作の一つに数えられるクロコダイルロックは
エルトンのこれまでのスタイルをがらりと変え
これまでファンでなかったティーンエージャーの心も鷲掴みにした。

この世界の中にいるロックスターは
エルトン憧れのエルビスであり、
エルトン本人でもある。

忘れ去られた存在になるエルビスの悲しさ、切なさを
まだまだこれから売れる最中でありながら
現役のエルトンが表現している

過去、現在、未来が入り混じる不思議な世界観  
そして、年を重ねるごとに
この歌の中の世界にエルトンとバーニーが
生き生きとしているように感じる