目次
- The Bitch Is Backって、どんな歌?
- The Bitch Is Back オリジナル歌詞
- あばずれさんのお帰り 日本語意訳
- あばずれさんのお帰り 解説
The Bitch Is Backってどんな歌?
この歌はね、
絶対に成功しないよ!って言われていたエルトンジョンが、
成功して、見返してやったぞ!っていう内容の歌だよ!
へぇー!
何だか感じ悪いわね!
そうかもしれないね!
だけど、夢に向かって走るっていうのは、
必ず「無理だよ!」っていう身内の意見も出るからね、
それを発奮材料にして頑張るくらいの意気込みは必要だよね!
そして成功したら、ほら見てみろ!って、
絶対言いたくなるのもうなづける。
私なんて、フラれたら
「後悔するぐらいいい女性になってやる!」って思うタイプだわ!
おんなじ感情だと思うよ!
そういうの「なにくそ魂」とか
「ハングリー精神」って言うんだって!
「ハングリー精神」かぁ、
これからの時代、もっと必要ね!
どこにでもいる根暗な青年、
「絶対お前には無理!」と言われていた成功を手にし、
「はい!結果を出しました! 散々言ってやるよ、色んな事!
だって俺、頑張ったもん!」
と言ってのける歌。
The Bitch Is Back オリジナル歌詞
I was justified when I was five
Raising Cain, I spit in your eye
Times are changing, now the poor get fat
But the fever’s gonna catch you when the bitch gets back
Eat meat on Friday that’s alright
Even like steak on a Saturday night
I can bitch the best at your social do’s
I get high in the evening sniffing pots of glue
I’m a bitch, I’m a bitch
Oh the bitch is back
Stone cold sober as a matter of fact
I can bitch, I can bitch
`Cause I’m better than you
It’s the way that I move
The things that I do
I entertain by picking brains
Sell my soul by dropping names
I don’t like those, my God, what’s that
Oh it’s full of nasty habits when the bitch gets back
Oh the bitch is back
Stone cold sober as a matter of fact
I can bitch, I can bitch
`Cause I’m better than you
It’s the way that I move
The things that I do
ビッチ・イズ・バック (日本語意訳)
5歳の時に自分を悟り
ケイン(アダムとイブの長男。後に嫉妬から弟アベルを殺す)のように
悪態付いた
時代は変わって
今や貧乏人が肥満に悩み
やりたい放題の俺の凱旋に
街中が熱狂する
金曜日の肉食最高!(金曜日はキリストの磔の日とされ、カトリックは金曜日の肉食を禁ずる習わしがある。)
そんでもって土曜の晩はステーキ
あんたの社会貢献の痛い所をつけるぜ
夕方、接着剤を瓶ごと嗅いでハイになる
I’m Bitch Bitch
俺様のお帰りだぜ
実は何処にでもいる地味なヤツ
I’m Bitch Bitch
俺は言うよ、言いたい事
だってオマエより頑張ってるもん
これが俺のやり方
俺の作法
頭を使って話題をさらう
売名行為もお手のもの
俺はあれが大嫌い
神よ~とかありゃ何だい?
俺様が帰ったら
滅茶苦茶にしてやるよ
I’m Bitch Bitch
俺様のお帰りだぜ
実は何処にでもいる地味なヤツ
俺は言うよ、
言いたい事
だってオマエより頑張ってるもん
これが俺のやり方
俺の作法
The Bitch Is Back 解説
Bitchは「あばずれ」や
「尻軽女」のように訳されているが
こんな意味合いは全くない
本来の意味合いとしては
ブチ、野良とか馬の骨
育ちの良い人に比べて、
「育ちの悪い奴」、「雑種」
何処にでもいる嫌なヤツ
愛すべき悪友でもいいだろう
しかしこの場合、
毒舌で問題児のエルトンを指しているので
俺様ぐらいの方がイメージが合う
「ELTON JOHN」のアルバム以降、
アメリカでの活躍が目立ち、
すっかり人気もアメリカサイドになったエルトン
あまりにもあっと言う間のスター街道
エルトンのこれまでのアルバムのテーマもアメリカ開拓時代が色濃く
アメリカで成功した感が強く、
本国イギリスは取り残された感がある。
イメージとしては白けてるイギリスに
エルトンがスター気取りで
凱旋するというような浮いたシーン
これを惜しげもなく晒すエルトンが素晴らしい
絶頂期を思わせてくれるサウンドも歯切れがあって最高