2022年11月22日17時20分
冬2番目の節気「小雪」となりました。
初候は「虹蔵不見」
24個の節気の中の20番目「小雪」
72個の候の中の58番目「虹蔵不見」
「小雪」 しょうせつ
雪が降り始める頃、
とは言え、積もるほどでもないことから
「小雪」と呼んだようです。
本格的な冬へ向かって、
今年も無事に冬を越せるよう、
互いに労わりあう時期
お世話になった方に、
感謝の気持ちを贈るお歳暮の準備をする頃です。
「虹蔵不見」にじかくれてみえず
曇り空の時間が長くなります。
ハッキリしない天候。
日差しが弱まり、虹を見ることが少なくなります。
もし見ることが出来ても、
くっきりした虹ではなく、
ぼんやりと見え、
見えたかと思うとすぐに消えてしまいます。
あの夏のハッキリした虹は幻だったのでしょうか?
冬は色んな意味で、
人を哲学者にさせます
黄昏時
1日が暮れていく夕暮れ時、
ぼんやりした時間帯、
一年の丁度そんな時期に当たります。
いそいそと帰路につく人々、
日が短くなった事を
大変実感する今日この頃です。
今年色々あった中、
どんな思い出が出来たでしょう?
そんな人々の笑顔を思い出す
もしくは想像し、
何か感謝を込めて、
虹を探しにいくのも良いかもしれません。
感謝の気持ちは
きっと純粋で綺麗なアイデアや、
きめ細かなサービスをもたらしてくれる事でしょう。
次回は11月27日「小雪」の
次候「朔風払葉(さくふうはをはらう)」です。