私の独り言

「やればできる」は悪魔の言葉

皆さんは「あんたはやれば出来る!」って言葉を
一度くらいは言われたことはないでしょうか?

この言葉、私も記憶にある限り、
小学生の頃から先生や親に何度も言われました。

そうしてつくづく思います。

これは悪魔の言葉だったと、、、

何故、この言葉が「悪魔の言葉」かと申しますと、
この言葉の裏には「やりたくない事を無理やりやらせる」という事が
隠れているからと思うのです。
それは決して子供のためではなく、
自分の希望が込められた、
謂わばコントロールするための洗脳の言葉とも言えます。

まず、この「やれば出来る」という言葉、
どんなシチュエーションで言われるでしょうか?
私が思うに、ほぼ
「学校の勉強」一択だと思うのです。
(もしかしたら他のシチュエーションで言われた方もいるかもしれません。)

そして、この学校の勉強は、
「学歴社会」に組み込ませるため、
先述の洗脳に近いというか、
そのものだと思うのです。

勉強に向いている人もいます。
恐らく容量のいい人もいるでしょう。
しかし、単純に現代の社会生活が向いていない人も沢山いると思うのです。

例えばコミュニケーションが苦手は人で
黙々と作業をこなせる人は職人になればいいし、
研究熱心な人は研究者になれば良い。

人にはそれぞれ向き不向きがあるのに、
何故、現代では大学入学にあまりにも拘るのだろうか?
そのせいでする必要のないドロップアウトや
遠回りをしている人の何と多い事でしょう。

これまでは企業が社会を
公務員が社会を引っ張るスタイルでしたが、
さぁ、このまま時代は続くのでしょうか?

私が思うのは、
早く教育というものがもっと進んで、
個人個人がもっと自由にチャレンジできる社会になれば良いと思う
今日この頃なのであります。

ちなみに悪魔の言葉はこの他にもあって、
こういう事を言っている親は大抵親としては無力で、
どうして良いかわからないから
こういう事をとりあえず言っているように思います。

  1. 「~~したら、○○をあげる」
  2. 「あなたのためを思って」
  3. 「あなたさえいなければ」(これはちょっと関係ないが毒親はどこかでこれに近いことを匂わせて来る。これを言われてるように感じたら56されないうちに早く自立して逃げるべし。お寺に入るとかも良いかも、、、。)

子供にとって、
一番親が最悪の影響者である可能性がある事を
親自身ももっと自覚した方がいいかも知れない。