目次
- Ballad Of A Well-Known Gunって、どんな歌?
- Ballad Of A Well-Known Gun オリジナル歌詞
- 名高い盗賊の伝説 日本語意訳
- 名高い盗賊の伝説 解説
Ballad Of A Well-Known Gunってどんな歌?
この歌はね、
西部開拓時代のギャングが捕まる時のシーンを歌った作品だよ!
西部開拓時代って
すごく古臭いわね!
古き良きアメリカを
バーニーはとても憧れていて、
よく舞台として作品を描いてるよ!
で、その頃のエルトンもカウボーイのような格好をしてたりね!
へぇー、
日本で言うと侍の時代とかかな?
じゃぁ早速教えて!
ギャングスター リノの最後のような内容
明日に向かって撃て
カジノ
色んな映画に影響を与えた
「ギャング兄弟 リノ」
古き良き西部開拓時代の物語
Ballad Of A Well-Known Gun オリジナル歌詞
I pulled out my Stage Coach Times
And I read the latest news
I tapped my feet in dumb surprise
And of course I saw they knew
The Pinkertons pulled out my bags
And asked me for my name
I stuttered out my answer
And hung my head in shame
Now they’ve found me
At last they’ve found me
It’s hard to run
From a starving family
Now they’ve found me
Well I won’t run
I’m tired of hearing
There goes a well-known gun
There goes a well-known gun
Now I’ve seen this chain gang
Lord I say let me see my priest
I couldn’t have faced your desert sand
Old burning brown backed beast
The poor house they hit me for my kin
And claimed my crumbling walls
Now I know how Reno felt
When he ran from the law
(repeat chorus)
(repeat chorus)
(repeat chorus)
There goes a well-known gun…
指名手配の成れの果て(日本語意訳)
キオスクのタブロイド紙を手に取り
最新のニュースを読んでたら
いきなり脚を小突かれ驚いた
当然見覚えあるヤツら
ピンカートンの奴らは俺のバッグを取り上げ、
名前を問いただす
俺は思わず口ごもり
下を向いてうなだれた
奴らは俺を見つけやがった
ついに捕まっちまった
腹を空かせた家族を考えると辛い
奴らはついに見つけやがった
俺は逃げ続けるのはもう止めた
指名手配犯の成れの果ては
嫌になるほど聞いてきた
繋がれたこの罪人の事はよく知ってます
主よ、私は自分の御心に従います
おまえの被害に直接遭った訳じゃないが
昔年の恨みが怒髪天の野獣と化す
貧しい家の彼らが
俺の仲間のやった事で俺を嬲り殺す
哀れにも頭蓋骨が砕けていく
無法者のギャング・リノが
最後にどんな気持ちだったか
今分かった
奴らは俺を見つけやがった
ついに捕まった
腹を空かせた家族を思うと辛い
奴らはついに見つけやがった
俺は逃げ続けるのはもう止めた
指名手配犯の成れの果て
もうウンザリだ
Ballad Of A Well-Known Gun 解説
無法時代のアメリカ
色んな人が貧しさから逃れるために
犯罪に手を染めた
当時犯罪者を逮捕するのは
町単位の保安官か、
もしくは町の有志たち
その他、賞金稼ぎ
私立探偵もいた。
1800年代後半にアメリカで大きな力を持っていたピンカートン探偵社は
数多くの犯罪者を捕まえ、
アメリカで初の列車強盗を立て続けに成功させたリノ兄弟ギャングの一味を捕まえた事で有名だ。
本曲でも冒頭である犯罪者を捕まえるのがピンカートン探偵社の者たち。
私たちの年代の人間には、
私立探偵が警察以上の活躍をするドラマや映画に違和感を感じるが、
ほんの100年前までどの国も今ほど警察の体制が整っておらず、
色んな探偵社や賞金稼ぎが暗躍していた。
そうして、誰かがある犯罪者を捕まるとする、
するとその犯罪者を輸送する道中で
賞金稼ぎ同士の奪い合いが起こる事がある。
だから、護送の場合は目立たないように注意しなければならない。
また、奪い合うのは賞金稼ぎだけではない、
その犯罪者に恨みを持っている者たち、
町の有志たちも犯罪者を狙う。
その場合は賞金目当てよりも恨みを晴らす方が先で、
壮絶なリンチの末の殺人となる。
古い映画で縄に縛られた罪人が
通行人に石を投げられたりするシーンを見たことはないだろうか?
そんな感じで始まり、
エスカレートする場合もあったようだ。
さて、先述の伝説のギャング・リノ兄弟も
そんなリンチで壮絶な最期を遂げる。
この詩で登場する罪人もピンカートン探偵社の者に逮捕されるまでが
まずはワンシーン。
そして、護送中のある道中で
男は彼の犯罪を知っているモノに
見つかり壮絶なリンチが始まる。
この曲の罪人は
そんな中、あぁ、
「リノもこんな気持ちだったんだなぁ、、、」
と恐怖と冷静に自分を見つめる滑稽さを
バーニーは詩に閉じ込めたのだ。
混沌としたアメリカの西部開拓時代をコンセプトにしたアルバム
「Tumbleweed Connection」のスタートを飾るにふさわしい一曲。
ギャングや保安官、列車強盗に思い巡らせ、
西部劇の世界に入っていける。
ちょっとピンとこないけど、
解説聞いて、少し西部開拓時代の雰囲気がわかったわ!
南北戦争を挟んで、
アメリカが近代化に進んでいくはざま、
日本で言うと討幕、明治維新の感じだよね、
なるほど!
その時代の新撰組とか維新にロマンを感じるあれね!
そう!
あの感じ!
やったー!
それならわかるー!