目次
今回は細かく画像付きでビーズの形を解説していくよ!
やった〜!
どんなのがあるのかドキドキ!
これまで使った事がない形のビーズもあるかも!?
参考にできそうねー!
ラウンドビーズ
一番流通している天然石ビーズの形
サイズは左から2、3、4、5、6、7、8、10、12、15、20ミリとなっている。
種類はガーネット、瑪瑙、アマゾナイト、ルビー、オレンジカルセドニー、ペリドット、アマゾナイト、ディープローズクォーツ、シトリン、アクアマリン、ルチルクォーツ
沢山サイズがあるのね!
そうだね、
一般的には6ミリから12ミリくらいまでがよく使われるね!
2ミリから4ミリはワイヤーなどで、
繊細なアクセサリー製作に使われるよ!
小さいのは使いにくそうね、、、
一概には言えないけど、上級者向けかもしれないね!
20ミリのビーズも重くて大変そう、、、
20ミリになると、ネックレスのトップとか、
身体の大きい男性向けのブレスレットのメインとかになるよ。
それにしても大きいけど、海外の方は結構使ってるね!
- 天然石ビーズの中で一番流通している形の為、サイズ、種類とも圧倒的に多い。
- 2ミリ、3ミリのビーズの穴は0.5ミリ以下と小さいので、
ワイヤーかマクラメコードでの使用となる。
(シリコンゴムは通らない。オベロンでも2本はキツイ。
1本だと強度に問題があり実用的でない。) - 2、3ミリの小さいビーズは穴あけが難しいため、
流通量が少ない。そのため割高。 - 小さいビーズに穴を開けている為、穴の中がザラついていることが多い。
細い紐を使用する場合は摩擦で切れないように注意したい。 - 水晶系のビーズは穴が大きめ(硬度があるため)。穴の中も総じてキレイ。
- 高価な石は、穴が小さい事が多い。
(重さで価格が決まり流通するため、
穴を小さめにしたい業者の思惑がある。
あと穴を大きく開けると、加工時に割れやすいリスクも増える。) - マラカイトやタイガーアイなど縞模様がある石は、
加工工場によって品質に差が出る。
良い工場は縞を横、縦と、仕上がりを考えたビーズの穴あけを行う。
考えない工場は縞の向きがバラバラである。
ラウンドビーズでも色々あるのね!
いろんなビーズを見ているうちに自然とわかるようになるよ!
初めのうちは水晶系が扱いやすいね!
じゃぁ、次はラウンドビーズでも
カットがあるタイプね!
ラウンドビーズ (カットあり)
石の種類は全てシトリン
左からスターカット、32面体、108面体。
カットだけでも違いがあるのね!
そうだね、この他にも64面体っていうのもあるよ!
面数が多いと丸びを帯びるのね!
そうだね、逆に面数が減るとカクカクして、
スターカットに至ってはシャープな感じがするね!
柔らかく仕上げたいのか、
シャープに仕上げたいのか、
作り手のイメージで選ぶと良いわね!
あと、カットビーズはミラーボール効果で、
光を反射しやすいんだ!
画像で見ても
通常のラウンドビーズに比べると
キラキラしてるわね!
カットビーズは使い方によって、
ゴージャスになったり、
人目を引く効果があるよ!
もちろん人によっては派手すぎる!っていう人もいるけど、
うまく使い分ければ最高の素材だよ!
- カットビーズはミラーボール効果で光の乱反射が特徴的。
- 水晶系は特にキラキラする。
- 手が混んでいる分、通常のラウンドより高価
- 面体が少なくなるにつれシャープに見える。スターカットは極め付け。
- 硬度の低い石は品質にバラつきがある。(ラピスラズリ等)
- 大粒はメインとしても、小粒は装飾としても抜群の高級感を作品に与えてくれる。
アクセサリー製作にはなくてはならないビーズ。
キレイなのはわかるけど、
何だか、最後の「なくてはならないビーズ!」ってのが気に食わないわね!
ちょっと偉そうに感じた?
だけど、前回の記事で紹介した「ビーズは大きく分けて2種」の橋渡し役存在が、
このラウンドカットビーズなんだ。
橋渡し役って、どういうこと?
アクセサリーの作り手さんによって、
ラウンド好きか、
またはワイルドな変形好きかに分かれるんだけど、
そのどちらの方もこのラウンドカットだけはどちらにも相性がいいんだ!
なるほど、
「だから無くてはならない!」なんて書き方したんだ!
上級者の方はほぼ使ってると思うんだけど、
まだ使ってないクリエイターさんには、
オススメだよ!
レパートリーが増えるから!
そんなにオススメなら
使いたくなるわね!
じゃ、これからもっと上級な変形ビーズを紹介していくよ!
さざれビーズ
さざれビーズの「さざれ」は細石
川原など、研磨されて角が削ぎ落とされた小さな石を指したり、
鉱物としては色んな好物が混ざり合った角礫岩、ブレシエイティッドジャスパーを指す。
ここでは角が削ぎ落とされた1センチ以下の小さな石に穴が通っているビーズをさざれビーズとしている。
上からアパタイト、ルチルクォーツ、アマゾナイト
変形ビーズの中でも一番手に入りやすいのが
このさざれビーズなんだ!
ガラスの破片のようなビーズね!
そうだね、海外ではチップビーズと呼ばれ、
確かに破片みたいなのもたくさん含まれてるね。
形も統一感なく、
言い方は悪いけど、業界では「クズ石」って呼ぶ人もいるよ。
英語でチップビーズ
和訳すると木片、削片なので、
クズ石という呼び名も間違いではない。
アパタイトのさざれビーズ
とっても使いにくそうね!
確かに穴もバラバラだし、
薄いものもあって、割れやすかったりもするね。
私はちょっとパスかな、、、
流通量の割には、
ローズちゃんみたいに、
使いにくいということで、
あまり作品に使われていないね!
でも、どこか良いとこをあるのかしら?
まずは何といっても価格の安さ、
丸ビーズだと高価で買えない石も
さざれなら廉価で手に入りやすい点がメリットだよ!
どうしても「この石」って時に
「さざれビーズ」もありかもね!
- 価格が安い。(連で丸ビーズの半額から10分の1という事も!)
- ちょっとしたアクセントに意外に使える。(スペーサーやサイズ調整としても!)
- 連を買って、好みの形を探す楽しみがある。
- ラリマーやスーパーセブンなど、高価で手が出ない石も
さざれなら気軽に買える価格で出回る。
ちなみに実際使ってみるとこんな感じだよ!
私、パスって言ったけど、
全然アリだわ!
使い方次第だね!
頭の片隅に置いておいて損はないわね!
天然石の詩では結構たくさんのさざれビーズを扱ってるよ!
ナゲットビーズ
ナゲットビーズは
さざれビーズよりは粒が揃っていて、
破片みたいなビーズも少ないです。
ナゲットは天然の貴金属の塊が語源
自然の形を生かして研磨したビーズがナゲットビーズ
研磨されていないラフなものも出回ってます。
ナゲットビーズは最もワイルドなビーズかもしれないね。
形がえぐれていたり、
不純物が混ざってたりで
色合いもワイルドねー!
だから、個性的で一点もののアクセサリーを作りたい方には
うってつけだね!
個性的ではあるけど、
扱う人、つける人を選びそうね。
万人受けではないね、
だけど、これを使い出したら、
丸ビーズには戻れないっていうクリエイターさんもいるよ!
まさに上級者向けね!
- まさに転がる石 ライクアローリングストーンのワイルドビーズ。
- 自然の醍醐味をアクセサリーに反映できる
- 一期一会の面白さがある
- さざれビーズに近いくらい廉価
- 安いので色違いで数種類あるとかなり重宝する
- ゴムブレスにも使えるほど、穴の大きなビーズも出回っている。
ナゲットビーズは海外では普通に流通してるけど、
日本の量販店ではなかなか見かけないね!
じゃぁ、うまく使いこなせば
オリジナリティーも出せてイイわね!
タンブルビーズ
コロンとした石ころのようなビーズ。
丸みを帯びているから、
可愛さがあって、
変形ビーズの中では落ち着いた雰囲気。
サイズも色々あって、
結構人気ある変形ビーズ。
コロンと可愛いビーズだよ!
これまでの変形ビーズで
一番好きかも!
可愛いながら、
控えめに個性を出す、
マルチなビーズだね!
なるほど!
だから惹かれるのね!
これまでの変形ビーズはゴリゴリの個性派だったもの、、、
そうだね、タンブルビーズは女性に人気だし、
ローズちゃんが惹かれるのも分かる気がするよ!
丸ビーズの作品に
ところどころ混ぜるだけで素敵になりそう!
- 天然の雰囲気を残しながら、キレイに丸みある研磨加工
- ジャガイモのようにコロコロと可愛い形
- 一つ一つ同じものがないビーズだが、作品に統一感が出やすい。
個性があるのにワイルドさや嫌味がない。 - 優しい仕上がりになりやすい。
変形ビーズでありながら、
扱いやすさも兼ね備えているね!
個性派でありながら、
柔軟性がある、
一流役者みたいなビーズね!
確かに!
上手いこと言うね!
これをメインに、
周りに名脇役を散りばめたら、
自然と名作ができそう!
アクセサリー作りを映画製作みたいね言うね!
あらっ!
あなたハンドメイドにはストーリーがあるっていってたじゃない!
映画もアクセサリーも同じよ!
伝えたい事があって、形になっていくのよ!
そうだった!
ローズちゃんの想像力を見習わないと!
通常のタンブルビーズ
タンブルビーズにもカットの入ったものがある
左右対称のカットもあれば
オリーブカットと呼ばれる柔らかいカットもある
ロンデルビーズ(ボタン型)
ロンデルビーズはボタン型、そろばん型、円盤ビーズとも呼ばれる主に装飾専用のビーズです。
メインストーンを際立たせたり、
単調なアクセサリーにアクセントをつけたい時に役立ちます。
キラキラとカット加工のビーズもあり、何かと重宝する装飾ビーズです。
これも定番ビーズだね!
すごく使いやすそうね!
ロンデルビーズはメインストーンのサイドに配置すると、
メインストーンが際立つよ!
良いわね!
定番なんで、色んな種類のが手に入りやすいけど、
まずは水晶だけでもいいと思うよ!
水晶だと無色透明だから、
メインストーンより目立たなくて良いわね!
しかも厚さが2ミリからあるから、
サイズ調整にも重宝するね!
水晶だけでも揃えておいて損はないわね!
- メインストーンを際立たせる効果がある
- スペーサーとして重宝する
- その他説明不要なくらい扱いやすいビーズ
初めて天然石アクセサリーを作る方に
一番おすすめビーズは?と聞かれたら、
ボクはまず、このロンデルビーズをオススメするよ!
ラウンドビーズとも、
変形ビーズとも相性が良さそうね!
さすが!ローズちゃん!
どのビーズとも相性抜群なんだ!
特にカットしたロンデルビーズは!
そうか!
だからこれから始める人にオススメなのね!
名脇役のロンデルビーズ
ポイント型ビーズ
ポイント型ビーズは
水晶ビーズのクラスターを一つ一つ単体にし、ビーズ化したもの。
ポリッシュ加工(研磨)したもの、
原石そのままのワイルドなものがある。
これはスゴイ個性派ビーズね!
水晶の結晶状態をそのままビーズ化したものだね!
原石の息吹を反じるわね!
- とにかく個性的で存在感がある
- 原石のパワフルさを感じる(天然ということを思い出させてくれる)
ポイント型ビーズは
そのまま紐を通すだけでもネックレスにできるくらいの存在感だね!
好みはあるけど、
いかにも天然石って感じね!
じゃぁ、
あとはざっと紹介していくよ!
はーい!よろしくお願いしまーす!
円柱型ビーズ
円柱型ビーズは
竹ビーズとも呼ばれている細長い筒状のビーズ
丸ビーズやタンブルに比べると
スマートなイメージが作りやすい
ティアドロップ型ビーズ
ティアドロップ型ビーズ(しずく型)は
可愛らしい形で女性に人気のビーズ
ツイスト型ビーズ
ツイスト型ビーズは
ねじりの入ったビーズ
手が混んでいるだけに高級感を演出してくれるビーズ
コイン型ビーズ
コイン型ビーズは
ロンデルビーズの縦方向に穴の空いているビーズ。
平べったい形で愛らしい
オーバル型ビーズ(小判型ビーズ)
オーバル型ビーズは
楕円形、日本の小判のような形のビーズ
何だかのんびりとした癒しの形
ハート型ビーズ
ハート型ビーズは
文字通りハート型のビーズ。
可愛い形だがアクセサリーにすると
ハートの型がわかりにくく、
意外に使いにくいビーズ
ライス型ビーズ
ライス型ビーズは
円柱型ビーズの真ん中が膨らんだ形状のビーズ
勾玉ビーズ
勾玉ビーズは
日本の遺跡から首飾り装飾品として、数多く出土されている。
三種の神器にも登場する、かなり古い歴史を持つ変形ビーズ。
形のルーツは胎児(陰陽魚)と言われ、
何だか有難い形。
すごくご利益ありそうね!
お守りとかに良さそうだね!
ここに紹介したビーズは一般的に流通しているビーズなので、
これら以外にも何で? と言うような形状も見る事がございます。
もし、あなたのアクセサリー作りにピッタリの形状だったら、即買いですよ!
湧き出るアイデアで形状を探すも良し、
形状からアイデアが湧き出て作るも良し、
ハンドメイドを楽しみましょう!