天然石の詩

知っておきたい天然石のランク付けと参考価格

アクアマリン

アクアマリンはその名の通り
「海の水」を意味し、
美しい青色が特徴的な宝石です。
ベリル鉱物の一種で、
エメラルドと同じ鉱物群に属します。3月の誕生石としても知られることから、アクアマリンは世界中で愛されています。

産地別アクアマリン

ナミビア産とブラジル産とでは、その特性に若干の違いがあります。
ナミビア産のアクアマリンは、深い青色が特徴的です。
一方、ブラジル産のアクアマリンは柔らかいブルーのものが多いです。
どちらも、その透明度と内包物によってランク付けされます。
透明度が高く、内包物が少ないほど価格は上がります。
アクアマリンを選ぶときにはこれらの特性を考慮して、
あなたが納得する価値があるかを検討したいですね。
因みに画像の左の二つのナミビア産がカラット600円、
右の二つのブラジル産はカラット250円が参考価格です。

アパタイト

ブラジル産のアパタイトです。
一般的には、
深いコバルトブルー、
淡いネオンブルー、
コーラルグリーンのものが多いです。
時折、光を透過するアパタイトを見かけますが、透過しないものに比べ、
価格は高くなります。無傷で透明感の高いものは宝石として扱われます。

マクラメなど自作するアクセサリーの材料としては、
画像のクラスが人気があります。
アパタイトの魅力は、その多彩な色合いと比較的手頃な価格です。
こちらの品質でグラム200円前後が参考価格です。

アマゾナイト

アマゾナイトは、
鮮やかなターコイズブルーまたは緑色が特徴の鉱物です。
その名前は、アマゾン川に由来していますが、
実際にはアマゾン川流域では少なくとも現在は大量に産出されていない鉱物です。

左から中国産、ペルー産、ロシア産アマゾナイト

それぞれの産地ごとにアマゾナイトの特性が変わるのは非常に興味深いです。

  1. 中国産アマゾナイト: 淡い草色という色合いで、アマゾナイトの爽やかな葵と白い石英がまるで白波のように混ざる様子は、風が通り抜ける草原を思わせます。
  2. ペルー産アマゾナイト: 最も品質の高いとされるペルー産のアマゾナイトは、色合いは当然ながら、表面にシリカをたたえ艶のあるのが特徴。
    深いブルーからグリーン系の美しいアクセサリーの理想的な素材と言えます。
  3. ロシア産アマゾナイト: アマゾナイトと石英が交互に現れ、強いコントラストを形成するするロシア産。
    時折艶のある高品質も見られるので出会えればラッキー。

これらのアマゾナイトの違いを理解することで、
あなたの理想の色合い、模様のパターン、
または質感(光沢の有無)を見分ける楽しみがあるストーンです。
廉価なものでグラム100円前後。
ペルー産の色鮮やかで艶のあるものや、
マダガスカル産のアマゾナイトシリカならグラム200〜300円前後が参考価格。

エンジェライト

エンジェライトは、
落ち着いた青色の石で、
その神秘的な色と穏やかなエネルギーが天使を思わせることから名付けられ、そのまま定着しました。
ブルーと言っても、
少しくすんだような色合いです。
しかし、産出されるほとんどが灰色であることから、この淡いブルーが貴重とされ流通したようです。

エンジェライトは非常に平和で落ち着いた雰囲気を持ち、
その優しいパステルブルーの色合いは、他の石と組み合わせても、
単一で使用しても目立つことなくお淑やかなイメージです。

硬度が3.5と比較的軟らかく、水に濡れる崩れやすいので、
繊細な扱いが必要です。

グラム150円前後が参考価格。

カヤナイト

カヤナイトは、
ギリシャ語の ‘kyanos’ 「青」 から来ているように、
美しいブルー色の鉱物です。
そしてメタリックなシラー(光沢)が特徴で、その独特な光沢は、他には見ない光彩です。

カヤナイトは鉱物状、クラックや傷が多いため、
これらの特徴を許容できる方、もしくはこれらの特徴が気にならない方におすすめの石と言えるでしょう。
また、傷の無いものは宝石扱いされ、
高値で取引されます。

カヤナイトはブルーとグリーンの色合いが最も一般的で、その色はとても魅力的です。
特に、深いブルーのカヤナイトは、その色が深海を思わせ、見る者を引きつけます。

また、カヤナイトはスピリチュアルな面でも評価されています。
恐らく、他にないメタリックな光彩が瞑想やヒーリングを誘う事からと言われています。
廉価なものでグラム200円前後。
品質の良いものはカラット300円前後。

クリソコラ

クリソコラはその独特の色彩から、
まるで森と海を一つに凝縮したような美しさを放つ天然石です。
ペルー産のクリソコラは特に色彩が豊かで、自然を身につけるかのような魅力で人々を引きつけます。

森の緑は安らぎと癒しを、海のブルーは無限の可能性と深淵を象徴します。
この石を見ると、まるで自然の中を散策しているかのような感覚に包まれます。

クリソコラはまた、その美しい色彩から心の平穏と調和をもたらすとも言われています。

ペルー産のクリソコラは、その色彩の美しさとスピリチュアルな特性から、ジュエリーやヒーリングクリスタルとして大変人気があります。この石を手にすることで、あなた自身もその森と海のような深い安らぎと無限の可能性を体験することができるでしょう。

表面がガサついているものと、
シリカが入った光沢あるものでクラスが違います。
前者は200円前後、後者は400円前後が参考価格です。

クリソプレーズ

クリソプレーズはその独特な鮮やかなグリーン色が特徴の半透明の天然石で、カルセドニー(クォーツ系)の一種です。
その上品な美しさから
通常のカルセドニーとは別格として古代より愛され、宝石として扱われて来ました。

その為、質の高いグリーン一色のものは高級アクセサリーに用いられることが多いですが、
画像のようなワイルドなものは比較的廉価に流通します。
しかし、この個性こそがアクセサリー製作者にとって魅力。

他にないクリソプレーズのその美しさとパワーをそのままに、
オリジナル感あふれるアクセサリーに仕上げる醍醐味があります。
画像のクリソプレーズでグラム500円前後が参考価格です。

クリソマラカイト

クリソマラカイトは
クリソコラとマラカイトとが混じり合った美しい鉱物で、
その名前はこれら二つの鉱物から派生しています。
その鮮やかなブルーとグリーンの色合いは、鮮やかな海と緑豊かな森の共演を思わせ、
自然を凝縮したような美しさは多くの人々を魅了します。

クリソコラは父なる天空のような青色を示し、
一方、マラカイトは母なる深い緑色の縞とうねりを持った鉱物で、
互いに古代から愛されてきた鉱物です。

この両者の組み合わせは、男女が互いに違いを認め合い、
その結果素晴らしいハーモニーと
新たな命の誕生を生み出す神秘を象徴しているとも言えます。

男女を別々に考えるのではなく、
一緒に仲良くいる事が一つの形であると体現しているかのような天然石、
それがクリソマラカイトです。
画像のように表面に光沢がある高品質のクラスでグラム400前後が参考価格です。

クンツァイト

スポジュミンという鉱物の中で、
ピンク色のものをクンツァイトと呼んでいます。
ですので、ビーズなどの場合、
時折黄色や無色のものも混じる事があります。ルースの場合もこの別の色が混ざっていないこと、
そしてクラックや欠けがないことが高品質の条件となります。

クンツァイトの価値はその色と透明度によって大きく左右されます。
最も評価されるのは、鮮やかなピンクから紫色のもので、
特に紫の色調が強いものは非常に希少で高価です。
透明なものは宝石として扱われますので、
マクラメなどのアクセサリー製作には、
画像のような品質が最も人気のある品質となります。

クンツァイトは、その優しいピンクの色合いから、
愛や情緒の癒しを象徴するとされています。
その優雅な色合いは、アクセサリーやジュエリーにすると非常に魅力的になるでしょう。
上記のクラスで、グラム400円前後が参考価格です。

スティクタイト

スティクタイトは、
鮮やかな紫色から青色の鉱物と
サーペンティンが入り組んだ姿で産出されることが多い天然石です。
その姿は個性的でナチュラルな雰囲気からハンドメイドアクセサリーの材料としてぴったりです。

スティクタイトは、
感情的な癒しと精神的な成長を促す石とされています。
それは緑と紫という真反対の色合いで構成されている姿から、
困難な状況や過去のトラウマから回復し、
逆転の発想で新たな視点を見つけることを体現しているからと考えられています。
なので、色が濃くてコントラストの強い鮮やかなスティクタイトは非常に希少で、
より高価になります。
一方で、色が薄いものや、色合いが不鮮明なものはより安価で手に入ることが多いです。

画像のクラスでグラム200円前後が参考価格です。

ソーダライト

その鮮やかなロイヤルブルーからインディゴ色に至るまでの色調が特徴的な鉱物で、
時折、画像左のオレンジ色のゼオライトや石英の白い模様や斑点が見られるものがございます。
その入り方はドラマティックで、
力強い風景画に見える事もしばしばあります。その為、選ぶのがとても楽しいストーンです。

ソーダライトは美しい色にも関わらず手頃な価格で人気があり、
アクセサリーや装飾品によく使われます。
この鉱物はしばしばラピスラズリと混同されますが、両者は明確に区別されます。
画像の艶のある高品質のソーダライトでグラム150円が参考価格です。

タンザナイト

非常に人気のある宝石で、
その独特の紫青色が特徴的です。
この宝石が最初に発見された場所である東アフリカのタンザニアに因んで名付けられました。
タンザナイトはゾイサイトの一種で、その色はほとんどが緑色です。
こちらは青色のものだけをこの名で呼びます。

また、タンザナイトは12月の誕生石の一つとしても知られています。
高貴な青はジュエリーとして、
リング、ネックレス、ブレスレット、イヤリングなど、
さまざまな姿で人々を彩ります。

左の透明度の高いもので、カラット500円前後が参考価格。
色合いは良いものの濁りのある右のクラスカラット200円前後が参考価格。

ターコイズ

その鮮やかなブルーから緑色の色合いで非常に人気のある半貴石です。
ターコイズは最も古い宝石の一つで、古代エジプト時代から装飾品として使われてきました。
産地によってかなり色合いが違い、
また内包物も変わってきます。

ターコイズの国名のトルコから来ていますが、
これはかつてこの石がトルコ経由でヨーロッパに輸入されたためです。
しかし、実際には主な産地はイラン、アメリカ南西部、メキシコ、インド、中国など多くの場所です。

少しずつ雰囲気が違うので、
産地別のターコイズ集める楽しさもあります。
画像左からイラン産、チベット産、アリゾナ産。
価格はマトリクスの入り方、表面の質感などでかなり変わってきますので、
一概には記載できませんが、
10グラム程度のルースで廉価なものは1,000円程度、
高価なものは数10万円するものもあります。

チャロアイト

その独特なパープル色と波打つようなマーブル模様で知られる美しい半貴石、それがチャロアイトです。
シベリア地方にあるチャロ川周辺で産出された事からこの名が付きました。

第七チャクラを示す紫と、
まるで瞑想を体現しているかのような波模様で、
ヒーリングストーンとして大変人気のあるストーンです。

また、チャロアイトと石英が結合したエンジェルシリカは、
シリカシリーズの中でもとても人気のストーンで、
近年価格が高騰しています。
高品質のものはなかなか見つける事も困難なのが、その理由の一つのようです。

廉価なチャロアイトでグラム400円前後。
色合いが濃く表面に光沢のある高品質クラスでグラム600円前後。
最高品質、もしくはエンジェルシリカの高品質のものでグラム1000円前後が参考価格です。

チューライト

比較的新しく発見された鉱物で、
白、ピンク、パープル、赤、など、
さまざまな色調を持つ石ですが、
特に鮮やかな紅色、鮮血のような色合いのものが高く評価されます。
北欧神話「チュール」に因んで名付けられました。

チューライトの美しさは、その色合いのみならず、その模様も評価の対象になります。
硬度が低い事から彫刻の材料とされ、
鮮やかな赤をどう配置するか彫刻家のセンスを問われたようです。
現在でもそれは同じです。
チューライトの模様をどう活かして素敵なアクセサリーにするか?
アクセサリー作家のセンスが問われます。
画像の鮮やかな赤を持ったものでグラム350円前後が参考価格です。

ティファニーストーン

主にユタ州のベリウム鉱石地帯で産出する非常に希少な鉱物です。
この天然石は、オパール化した蛍石、ベリル、そして他の鉱物が混ざり合ったもので、独特の紫色、青色、クリーム色、白色などの美しい色彩が魅力で私たちの目を楽しませてくれます。
自然が作り出したガラス細工のような姿からティファニーストーンというなが定着しました。

理由はティファニーの創業者の息子が宝飾デザイナーで、
ガラス工芸家であった事から、一種の敬意を込めてこの名で流通している。
しかし、ティファニーが世界に名を馳せるブランドということで、
登録商標の問題もあり、この神秘的な石は実際の希少な魅力ほど評価されていないようだ。
一部の天然石ファンのみがこのストーンの個性的な風景探しを楽しんでいるのが現状と言える。

神秘的な美しさからティファニーストーンは
一部の天然石愛好家やジュエリー製作者から高い評価を得ています。
恐らくその希少性から価格は高くなっていく傾向にあるので、
高品質であなたのイメージ通りの模様を持ったストーンに巡り会えたら、
積極的にコレクションにすることをお勧めします。
グラム400円前後が参考価格。

バンブルビージャスパー

その鮮やかな黄色と黒のストライプ模様から蜂に因んで名付けられた天然石です。
この石はインドやインドネシアで採掘され、パイライト、鉄、硫黄などの鉱物が混ざり合って形成されます。
その為、鮮やかでユニークな色合いと模様を見せてくれ、アクセサリーや装飾品の材料として非常に人気があります。

特に風景画のような模様から大きめのペンダントトップやブローチ、
髪留めの材料としてアクセサリー製作者に支持されています。
硬度が低いので表面に光沢のあるものがお勧めです。
グラム200〜300円が参考価格です。

ブルーアラゴナイト

淡いブルーの色彩を持つアラゴナイトです。
アラゴナイト自体は普通、白、黄褐色、灰色などの地味な色彩を持つことが多いですが、
このブルーアラゴナイトはその例外で、一見アマゾナイトやラリマーのように見えます。

アラゴナイトは比較的柔らかい鉱物であるため、
アクセサリーとして取り扱う際には注意が必要ですが、
その低い硬度が優しいヒーリング感を思わせてくれるのでしょう。
グラム150円前後が参考価格です。

ブルーコモンオパール

光の屈折による「遊色」(色の変化)は見られないタンパク質鉱物をコモンオパールと呼びます。
一般的にはピンクやイエローが多いですが、稀にグリーンやブルーが産出されます。こちらはブルーのコモンオパールです。コモンは省略されて呼ばれる事もあります。

コモンオパールは黒や茶色の内包物が見られることが多いのですが、
内包物がなく、表面に光沢があるブルーコモンオパールは
アクセサリーの材料として人気です。
これは優しい水彩画のような空の青や海の青を思わせ、
自然の美しさを連想させるからでしょう。

その魅力的な色彩と特性がグラム200円前後ですから、
質も良いものを見かけたら大変オススメのストーンです。

ブルーレースアゲート

青色の帯状模様が特徴的なアゲートです。
その模様はレースのような優しさと繊細さを併せ持ち、
見る者に落ち着きと安心感を与える事で大変人気のストーンです。
石英部に透明感があるもの、縞模様がはっきりしたものは高品質とされます。

ブルーレースアゲートは、その鮮やかなブルーと白の模様から、
雲がたなびく空を思わせるような美しさです。
このため、特に夏のジュエリーや装飾品に使われることが多いです。
廉価なものでグラム200円前後、
黒い内包物がなく、アゲート特有の欠けがないもの(晶洞は別)でグラム400円前後が参考価格です。

モスアゲート

“苔”のような緑色の模様が特徴的な一種のアゲート(瑪瑙)です。
その模様は石の内部に含まれる鉱物により生じ、
水晶に入り込んだものはガーデンクォーツ、瑪瑙に入り込んだものは、このモスアゲートになります。

その姿はまるで苔や樹木のように見え、
この独特な模様から自然界とのつながりや成長、再生を象徴する石とされています。

モスアゲートはそのどれもが個性的な模様を持つ為、
自分の好みの風景を探すのがとても楽しい天然石です。
その美しい模様と独自の特性から、モスアゲートはジュエリー愛好家はもちろん、
コレクターの間でも人気があります。
グラム100〜200円前後が参考価格です。

ルチルクォーツ

ルチルレイテッドクォーツが正式名で、クリアな水晶(クォーツ)の中に金色や銀色、あるいは黒色の「ルチル」(チタン酸化物の結晶)が入った天然石です。
このルチルが水晶の中で直線状に、あるいは網目状、羽毛状など様々なパターンで入っており、色合いや太さでも価値が変わります。

ルチルレイテッドクォーツの中でも特に人気があるのは、
「ゴールデンルチルクォーツ」と呼ばれるもので、
これは金色のルチルが豊富に含まれている種類です。
画像の左のものは、その中でも「タイチン(中国語で太い針と書く)」ルチルの入ったもので、キャッツアイが見られるタイプです。
一方右は細いルチルでビーナスヘアと呼ばれるタイプです。
その一方で、「プラチナルチル」や「シルバールチル」、
「ブラックルチル」「ブロンズルチル」なども人気があり、
石によっては2色以上のルチルが混ざり合っているものもあります。

いずれにしてもルチルの価値は水晶部の透明度が先ずは大事です。
水晶部が曇っていては美しいルチルを楽しむことが出来ないからです。
上記のような高品質のルチルで、カラット200円前後が参考価格です。

ルビーインゾイサイト

ゾイサイトという鉱物の中にルビーが含まれた独特な鉱物です。
この鉱物は、反対色である緑と赤が共生している事から、
共存の象徴として人気のある天然石です。

ルビーの部分(ピンクまたは赤色)はコランダムの一種で、
最高の宝石品質を持つことが知られています。
一方、ゾイサイト部分(緑色)は、
宝石や装飾品の製作に使われる他の鉱物と比べて比較的柔らかく、
ゾイサイト単体ではあまり目立たない存在です。
しかし、この両者が組み合わさり、
その独特な色彩パターンと複雑な構成で魅力的な石となりました。

エネルギーと活力、情熱を象徴する槍のようなルビーと、
落ち着いた緑で成長や再生を象徴する盾のようなゾイサイト。
何か私たちにメッセージを伝えてくれているような存在なのです。
真紅のルビー、明るい緑で高品質のものでグラム200円前後が参考価格です。

レピドクロサイトトインクォーツ

透明なクォーツ(水晶)の中に赤みあるレピドクロサイトが含まれた鉱物です。
レピドクロサイトは、
クォーツの中に閉じ込められることで燃える炎のような姿を見せてくれ、
独特の美しさで人気のストーンです。

水晶は無色透明を好む人もいますが、
水晶の楽しみ方を考えると内包物に何が入っているのかが大変重要な要素になります。
その為、レピドクロサイトが入った水晶は自分だけのとっておきの水晶を探す醍醐味と言える存在です。
画像のように曇りあるクラスでグラム200円前後が参考価格です。

まとめ

天然石のランクは人の独断です。
ダイヤモンドの場合は国際基準なるものがありますが、
それ以外は個人個人の見分けによって、ランク付けと値段設定がされます。
面白いことにインカローズの主な産出国であるペルーでは、
縞模様の少ないピンク単体のインカローズが高価とされますが、
インドに渡って一部のインド人バイヤーの判断によると、
縞模様がはっきりしたインカローズこそがランクの高いクラスという事になります。
この判断から分かるように
ストーンのランク付けは国や地域、お店の人の判断で変わることがあるのです。

これらの要点を心に留め、
少しづつ天然石を眺めて楽しむ眼力をつけていきましょう。
そして是非、あなたの天然石ライフを楽しむ糧としてくださいね☺️

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