目次
- Madman Across The Waterって、どんな歌?
- Madman Across The Water オリジナル歌詞
- マッドマン 日本語意訳
- マッドマン 解説
Madman Across The Waterってどんな歌?
この歌はね、
エルトンジョンが本国イギリスを離れて、
当時ロックの本場、アメリカへ渡る際をリアルに歌にした作品だよ!
へぇー、
ドキュメンタリータッチね!
そうなんだ!
当時、エルトンはステージで派手な演奏で鳴らしていて、
マッドマンと呼ばれていたから、
「マッドマン海を渡る」って題名なんだ!
狂人海を渡るって思うと凄いタイトルね!
じゃぁ早速教えて!
若き日のエルトンジョン
イギリスで燻っていてはダメだ!
俺は海をわたる!
しかし周囲の反応は、
どうせ失敗して帰ってくる
他人は果敢な挑戦者の失敗を願う
ダメかもしれないのは分かってる
だけどそれが俺なんだ!
そのチャレンジをお前は本当に笑えるのか!
そんなメッセージソング
Madman Across The Water オリジナル歌詞
I can see very well
There’s a boat on the reef with a broken back
And I can see it very well
There’s a joke and I know it very well
It’s one of those that I told you long ago
Take my word I’m a madman don’t you know
Once a fool had a good part in the play
If it’s so would I still be here today
It’s quite peculiar in a funny sort of way
They think it’s very funny everything I say
Get a load of him, he’s so insane
You better get your coat dear
It looks like rain
We’ll come again next Thursday afternoon
The In-laws hope they’ll see you very soon
But is it in your conscience that you’re after
Another glimpse of the madman across the water
I can see very well
There’s a boat on the reef with a broken back
And I can see it very well
There’s a joke and I know it very well
It’s one of those that I told you long ago
Take my word I’m a madman don’t you know
The ground’s a long way down but I need more
Is the nightmare black
Or are the windows painted
Will they come again next week
Can my mind really take it
We’ll come again next Thursday afternoon
The In-laws hope they’ll see you very soon
But is it in your conscience that you’re after
Another glimpse of the madman across the water
マッドマン海を渡る (日本語意訳)
俺には分かっている
よく見えている
座礁してマストの折れた船が
俺にはよく見えている
それが馬鹿げているという事も私はよく分かっている
ずっと前にお前に行った事だが、
よく聞いて欲しい
俺は「マッドマン」だ
おまえには分かるだろう!?
かつてバカがそこそこの仕事をもらっていた
もしそうなら
俺はまだ今日もそこにいただろう
俺はそれでは満足できない
やつらは俺のことを馬鹿だと言う
「奴は厳しい道を選んだ」
「あいつは変わってるから」
「コートをお忘れなく、ジャジャぶりになりそうだぜ」
また木曜日の午後来るよ
身内だってすぐに帰ってくると思ってる
しかし、あなたは本当に俺を笑えるのか?
この後見るであろう
海を渡ったマッドマンを
私にはよく見える
俺には分かっている
よく見えている
座礁してマストの折れた船が
俺にはよく見えている
それが馬鹿げているという事も私はよく分かっている
ずっと前にお前に行った事だが、
よく聞いて欲しい
俺は「マッドマン」だ
おまえには分かるだろう!?
道のりはまだまだ長い
だけど、暗闇の悪夢や
見通しの立たない経験をまだしないといけないのか?
彼らは誘いにまた来るのか?
俺の願いを叶えられるのか?
また木曜日の午後来るよ
身内だってすぐに帰ってくると思ってる
しかし、あなたは本当に俺を笑えるのか?
この後見るであろう
海を渡ったマッドマンの事を
私にはよく見える
俺には分かっている
よく見えている
座礁してマストの折れた船が
俺にはよく見えている
それが馬鹿げているという事も私はよく分かっている
ずっと前にお前に行った事だが、
よく聞いて欲しい
俺は「マッドマン」だ
おまえには分かるだろう!?
Madman Across The Water 解説
アルバムのタイトルにもなっているこの歌
「Madman Across The Water」は
エルトンがファーストアルバムとセカンドアルバムの
スマッシュヒットを提げてアメリカへ渡る
伝説のライブハウスでの大爆発前夜とでも言うべき歌
エルトンはこのライブで成功しなければ
もう世界制覇はないと思うくらい重要な試金石と捉えており
成功しなければイギリスへ帰ってこれないくらいの意気込みだった
その失敗した時の不安が
冒頭のマストが折れた船として登場し
それはよく分かっている
I Can See Very Well なのだ
ファーストアルバムから
たった一年ほどでの大挑戦
このドキドキ感を
ポールバックマスターの恐ろしげなオーケストラが
よく表現している
このアルバム全体がそうだが
エルトンとバーニーの
ブレイク直前の不安と希望が詰まった
初々しい感じが堪らない作品だ
イメージPVについて
今では当たり前になった日本人の大リーグ挑戦
約30年前に海を渡った
「野茂英雄」と言う男がいた
今では大リーグのパイオニアとして伝説のように語られるが
当時は「どうせ無理」「アホちゃう」と言う意見も多かった
「海を渡って挑戦するマッドマンを
お前は本当に笑えるのか!?」
ダブらせて考えるとこの歌のイメージが掴みやすいと思います。
なるほど!
エルトンの渡米挑戦が原体験として語られてるのね!
そうだね、
3枚のアルバムで、しかも哲学的な作品ばかりで、
ポップな要素もない。
そんなエルトンがアメリカ受けするのか?
疑問視する人も多かったんだ。
結果的には全部を跳ね返して、
大成功するのね!
うん!
だから僕たちも他人の
特に身近な人の安易なダメ出しを気にしたらいけないね!
そうね!
跳ね返すぐらい頑張ればいいものね!
さすがローズちゃん、たくましい!