エルトンジョン

ミシェルの歌 日本語訳と解説 さぁ、手を取り合おう

目次

  1. Michelle’s Songって、どんな歌?
  2. Michelle’s Song オリジナル歌詞と日本語訳
  3. Michelle’s Songが伝えるメッセージ
  4. まとめ – 愛と生きる力

Michelle’s Songって、どんな歌?

1971年に公開されたフランス・イギリス合作映画『フレンズ』の挿入歌として、エルトン・ジョンが作曲し、バーニー・トーピンが作詞を手がけた楽曲。

映画『フレンズ』は、14歳の少女と15歳の少年が駆け落ちし、妊娠・出産を経て共に生きようとする姿を描いた衝撃的なストーリー でした。当時、このテーマは非常にセンセーショナルであり、世界中で大きな話題となりました。

日本でも、後の『3年B組金八先生』などで「若年の妊娠と家族」のテーマが扱われましたが、1970年代の社会では、こうした物語は「受け入れがたいもの」としてタブー視されることも多かったのです。

しかし、本来は「若くして愛し合い、共に生き抜く姿」はとても純粋で、美しいものではないでしょうか?
そんな ピュアな愛と未来への希望を、美しいメロディーに乗せて歌い上げたのが『Michelle’s Song』 なのです。

Michelle’s Song オリジナル歌詞

Cast a pebble on the water
Watch the ripples gently spreading
Tiny daughter of the Camargue
We were meant to be together
We were made for one another
In a time it takes to grow up
If only we were old enough
Then they might leave us both alone 

So take my hand in your hand
Say it’s great to be alive
No one’s going to find us
No matter how they try
No one’s going to find us
It’s wonderful so wild beneath the sky 

Sleeping in the open
See the shadows softly moving
Take a train towards the southlands
Our time was never better
We shall pass the sights of splendor
On the door of a new life
It had to happen soon I guess
Whether it is wrong or it is right 

So take my hand in your hand
Say it’s great to be alive
No one’s going to find us
No matter how they try
No one’s going to find us
It’s wonderful so wild beneath the sky 

We learned to be so graceful
Watching wild horses running
And from those agile angels
We knew the tide was turning
For we watched as on the skyway
The herons circled slowly
While we mere mortals watched them fly
Our sleepless eyes grew heavy 

So take my hand in your hand
Say it’s great to be alive
No one’s going to find us
No matter how they try
No one’s going to find us
It’s wonderful so wild beneath the sky 

So take my hand in your hand
Say it’s great to be alive
No one’s going to find us
No matter how they try
No one’s going to find us
It’s wonderful so wild beneath the sky 

Michelle’s Song(日本語意訳)

水面に小石を投げてごらん
優しく波紋が広がっていくね
カマルグの小さな女の子

僕たちはいつも一緒でした
お互い成長するための時間でした
もし僕たちが早くに大人になっていたら
お互い離れて一人になっていたかもしれない

さぁ手と手を取り合おう
生きてるってことは素晴らしい
誰も僕たちを見つけられない
どんな事をしたって
誰も僕たちを見つけられない
この空の下、ありのままが素晴らしい

青空も元で寝ていると
影が優しく動くのが見える
サウスランド行きの列車に飛び乗る

僕たちの結論は決して良いとは言えなかった
新しい生活のドアの向こうに広がる風景は
瞬く間に過ぎ去っていく
僕たちは受け入れるしかなかった
願っていたこととは
違っていたことも正しかったことも

だから手と手を取り合おう
生きてるってことは素晴らしい
誰も僕たちを見つけられない
どんな事をしたって
誰も僕たちを見つけられない
この空の下、ありのままが素晴らしい

優雅さとはどう言うことか学びました
野生の馬が荒野を走る姿
そして機敏な天使から
僕たちは潮目が変わったのが分かった
遠くに見えるあの飛行機雲のように
サギがくるりと輪を描くのを
僕たちはただ見ている
寝れぬ不安で瞼が重い

だから手と手を取り合おう
生きてるってことは素晴らしい
誰も僕たちを見つけられない
どんな事をしたって
誰も僕たちを見つけられない
この空の下、ありのままが素晴らしい

だから手と手を取り合おう
生きてるってことは素晴らしい
誰も僕たちを見つけられない
どんな事をしたって
誰も僕たちを見つけられない
この空の下、ありのままが素晴らしい

日本語意訳(一部抜粋)

💬 「さぁ、手と手を取り合おう」
💬 「生きているって素晴らしいことだよ」
💬 「誰も僕たちを見つけることはできない」
💬 「どんなに探されたとしても」
💬 「この広い空の下、自由でいられるって最高だね」

この歌詞は、まさに映画の主人公である二人の少年少女の姿を描いています。
大人たちに見つからないように、ふたりきりで新しい人生を歩もうとする決意と、その中にある 純粋な愛と自由への憧れ が込められています。

Michelle’s Songが伝えるメッセージ

「駆け落ち」の物語が問いかけるもの

この楽曲は、映画『フレンズ』の物語をそのまま映し出していると言えます。
若くして愛し合い、大人たちの反対を押し切って新しい生活を始める二人。

しかし、それは単なるロマンティックな逃避行ではなく、生きるための闘い でもあります。
大人になりきれないまま、現実に向き合いながら、それでもお互いの存在を支え合って生きていく。

この歌の 「So take my hand in your hand」 というフレーズは、そんな二人の「共に生き抜こう」という誓いのようにも聞こえます。


時代とともに変わる価値観

当時、この映画のテーマは社会的に大きな議論を呼びました。
特に日本では「若年妊娠」や「駆け落ち」について語ることがタブー視されていました。

しかし、今の時代になって改めて考えると、
「若くして結婚した子供たちを支えられない社会」こそが問題なのではないか?
そんな風にも感じられます。

世界一の少子化が進む日本において、「若くして家族を持つこと」への偏見が変わることが、これからの社会にとって必要なことかもしれません。


「手を取り合おう」というメッセージ

この楽曲のメッセージは、駆け落ちする恋人たちの物語にとどまりません。

💡 「手を取り合い、生き抜いていく」 というフレーズは、
ハンドメイドで生計を立てる人や、新しい挑戦をするすべての人にも響く言葉ではないでしょうか?

💡 誰かと手を取り合い、支え合いながら、一歩ずつ前へ進んでいく。

それは、恋愛だけではなく、人生のあらゆる場面に当てはまるものです。

この曲は、そんな 「生きる力」 を与えてくれる楽曲なのです。


まとめ – 愛と生きる力

『Michelle’s Song』は、若くして愛し合い、新しい人生を歩もうとする二人の物語を描いた楽曲 ですが、それだけではありません。

🔹 恋愛の枠を超えて、「手を取り合って生きること」の大切さを伝えている
🔹 時代が変わっても、このメッセージは普遍的である
🔹 映画のストーリーを超え、現代にも通じるテーマを持つ楽曲である

エルトン・ジョンの澄み渡るようなメロディーと、バーニー・トーピンの詩が織りなすこの作品は、時を超えて私たちに「生きることの素晴らしさ」を伝えてくれます

「So take my hand in your hand」
「さぁ、手を取り合おう」

この言葉の意味を、今一度じっくり考えてみたくなる。
そんな、深く美しい楽曲です。