目次
- The Ballad of Danny Baileyって、どんな歌?
- The Ballad of Danny Bailey オリジナル歌詞
- ダニー・ベイリーのバラード(ケンタッキーの英雄の死)日本語意訳
- ダニー・ベイリーのバラード(ケンタッキーの英雄の死) 解説
The Ballad of Danny Baileyってどんな歌?
この歌は、
ダーニーバーレーという架空のギャングスターについての作品なんだ。
ギャングスター?
うん!
ギャングって悪いイメージだけど、
その時代が作ったキャラクターって側面もあるんだ!
難しいわね!
さっさとどんな内容か教えて!
ギャングスター ジョンデリンジャーをモチーフにした作品
やっぱりバーニーは西部開拓時代が好きなんだなぁ、、、
The Ballad of Danny Bailey(1909-34) オリジナル歌詞
Some punk with a shotgun killed young Danny Bailey
In cold blood, in the lobby of a downtown motel
Killed him in anger, a force he couldn’t handle
Helped pull the trigger that cut short his life
And there’s not many knew him the way that we did
Sure enough he was a wild one, but then aren’t most hungry kids
Now it’s all over Danny Bailey
And the harvest is in
Dillinger’s dead
I guess the cops won again
Now it’s all over Danny Bailey
And the harvest is in
We’re running short of heroes back up here in the hills
Without Danny Bailey we’re gonna have to break up our stills
So mark his grave well `cause Kentucky loved him
Born and raised a proper, I guess life just bugged him
And he found faith in danger, a lifestyle he lived by
A running gun youngster in a sad restless age
Now it’s all over Danny Bailey
And the harvest is in
Dillinger’s dead
I guess the cops won again
Now it’s all over Danny Bailey
And the harvest is in
ダ二ー・ベイリーの哀歌 (日本語意訳)
ショットガンを持ったパンク達が若きダニー・ベイリーを殺した
冷酷にも
ダウンタウンのモーテルのロビーで
怒りによって殺された
手に負えない力が
彼の命を絶つ引き金を引かせることになった
そうして、俺たち同様
多くの人がダニーの事を知る由もない
確かに彼は無法者だったが
決して卑しかったわけではない
今、ダニー・ベイリーの全てが終わった
報いが下ったのだ
デリンジャーは死んだ
サツがまた勝利しただけだ
今、ダニー・ベイリーの全てが終わった
一件落着ってやつさ
ここの丘には
英雄の手助けが不足している
ダニー・ベイリーなしで
俺たちはこの鬱屈を打破しなければ
だから彼の墓をしっかり拝むんだ
だって、ケンタッキーは彼を愛していたから
生まれも育ちもまっすぐだったから
生き方もまっすぐだった
彼は危険を顧みず
自分のスタイルを貫いた
悲しき混沌とした時代の
無鉄砲な若者
今、ダニー・ベイリーの全てが終わった
報いが下ったのだ
デリンジャーは死んだ
サツがまた勝利しただけだ
今、ダニー・ベイリーの全てが終わった
一件落着ってやつさ
The Ballad of Danny Bailey(1909-34) 解説
舞台はバーニーの好きな西部開拓時代
若気の至りで銀行強盗をし、
派手に使って、時には困っている人にも配る
「石川五右衛門」のような若者
それがダニー・ベイリーだ
デリンジャーという名が出てくるが、
これは実在モデルの犯罪王「ジョン・デリンジャー」
さて、この歌を深読みすると、
これまで北米を開拓してきた人たちの苦労を差し置き、
イギリスから株式や産業革命を引っ提げて
インテリの人たちが奴隷解放などと叫んで政権を広げていった
そのやり方はインテリとはいいがたく、
かなり汚いやり方もあったようだ
そうして町に銀行が出来ていく、
その銀行に融資を受けることで
何も知らない人々はうまく土地家屋を取られたりもした
それは現在でも同じだろう
いざとなると銀行、証券、FXは金持ちには緩く
貧乏人には厳しい。
そこで、銀行強盗の出現
映画「明日に向かって撃て」などもそんな時代背景を描いた訳だ
この戦いは
アルバム「Tumbleweed Connection」でも登場する
「リンカーンVSディビス」
後の南北戦争の流れが
現在のクリントンV.Sトランプへと続いてるのだ
ひいてはホワイトカラーV.Sブルーカラー
日本で言うと大学出V.S中卒、高卒
さて、銀行稼業が崩壊しようとしている昨今
これらを救うのはブルーカラー的な仕事かもしれない
現在の混沌とした世の中
ダニー・ベイリーのような逞しさで
生き抜かなければならない
そんなメッセージが込められている
なるほど、、、
いつもながらに深い作品ね。
うん!
エルトン&バーニーは
ブルーカラーを根底で支持してるから、
今の社会に求められてるメッセージかもしれないね!
素晴らしいメッセージね!