エルトンジョン

The Greatest Discovery 日本語訳と解説 エルトンジョン

目次

  • The Greatest Discoveryって、どんな歌?
  • The Greatest Discoveryオリジナル歌詞
  • 驚きのお話 日本語意訳
  • 驚きのお話 解説

The Greatest Discoveryってどんな歌?

クリちゃん

この歌はね、
弟が産まれてきて、
初めての対面のシーンを歌にした作品だよ。

ローズちゃん

あんまりテーマになりにくそうな歌ね。

クリちゃん

そうだね、
エルトンとバーニーは
そんな日常の1シーンを切り取った作品も多いんだ。

ローズちゃん

へぇ〜
じゃぁ、早速どんな歌か教えて!

弟との初めての対面
貴重な体験を
子供目線で話しかけるように語る歌
エルトンとバーニーの真骨頂の世界観

The Greatest Discovery オリジナル歌詞

Peering out of tiny eyes
The grubby hands that gripped the rail
Wiped the window clean of frost
As the morning air laid on the latch 

A whistle awakened someone there
Next door to the nursery just down the hall
A strange new sound you never heard before
A strange new sound that makes boys explore 

Tread neat so small those little feet
Amid the morning his small heart beats
So much excitement yesterday
That must be rewarded must be displayed 

Large hands lift him through the air
Excited eyes contain him there
The eyes of those he loves and knows
But what’s this extra bed just here 

His puzzled head tipped to one side
Amazement swims in those bright green eyes
Glancing down upon this thing
That make strange sounds, strange sounds that sing 

In those silent happy seconds
That surround the sound of this event
A parent smile is made in moments
They have made for you a friend

And all you ever learned from them
Until you grew much older
Did not compare with when they said
This is your brand new brother
This is your brand new brother
This is your brand new brother 

グレーテスト・ディスカヴァリー(日本語訳)

つぶらな瞳でのぞき見る
手すりを握った汚れた手
朝もやに包まれた窓ガラスの霜を拭きとる
鳥のさえずりが誰かを起こす

ホールのすぐ下、子供部屋の隣のドアから
子供なら探したくなる奇妙な新しいサウンドがする
小さな足をバタつかせ
小さな心臓が鼓動する朝

昨日はとても騒々しかった
その秘密が明かされる
見せてもらえる
大きな手が彼を高く持ち上げる
興奮する目にその姿が映る
見た瞬間、彼にも愛しい事が分かる
だけど、この変なベッドは何だろう?
(あの不思議な音はこのベッドからかなぁ?)

不思議に思う頭を傾け
緑の瞳を漂わせる
再び見下ろすと
あの不思議なニューサウンド
不思議なサウンドで歌ってる!

不思議な声に包まれる
この静かで幸せな瞬間
母も笑顔を見せる
新しい友だちとの対面

ずっと後になって、
大きく成長した後も
これほどの両親からのプレゼントはなかった
これが生まれた新しい兄弟だよ
これが新しい兄弟なの?
これが新しい兄弟だよ

The Greatest Discovery 解説

素晴らしき対面
バーニーのお姉さんが
二人目出産時の兄弟対面の日の感動を閉じ込めた作品。
バーニーのロマンティックな観点と
エルトンジョンのファンタジー感がキレイに調和。

家族愛、兄弟愛、たった4分ほどの楽曲に
たくさん詰まっている。
聞いてるだけで
優しくなれる

淀川長治がいい映画とは
見た後、記念日でも誕生日でもなくても
家族にケーキを買って帰る気持ちにさせる映画と言っていたが、
この曲もまさにそうだ。
絵本のようなエルトン作品の中でも
後世に残したい不滅の一曲

ローズちゃん

わぁー素敵な歌ね!

クリちゃん

本当だね!
兄弟っていうと喧嘩のイメージもあるけど、
初めての対面はこんな感じなんだろうね。

ローズちゃん

新しい家族が増える喜びが伝わってくるわー!